引渡しに向けて、事前にしっかり準備をしておきます。
所有権移転の登記申請は司法書士に委任することが一般的ですが、売主が事前に準備しなければならない書類があります。
所有者の登記上の住所と現住所が違う場合や、登記識別情報または権利証を紛失してしまった場合などは、特別な手続きが必要となるので、早めに準備をしてください。
売却物件に抵当権や賃借権などが設定されているときは、売主の責任において抵当権を抹消しなければなりません。住宅ローンを返済しても、金融機関の抵当権の設定はそのまま残っているため、金融機関から必要書類を取り寄せて、法務局で抵当権抹消の手続きをします。
この手続きは、司法書士に一任できます。
売主・買主・不動産会社が立ち会い、現地の確認をします。
隣地との境界確認、契約条件に建物や設備の修復が含まれているときは、修復が完了していることの確認など、契約内容との相違によるトラブルが発生しないよう十分確認します。
引渡しまでに退去を完了するのが原則です。
水道、ガス、電力会社、電話会社への転居連絡、粗大ゴミの処分、引越し業者の手配、役所への届出など、すべての準備を怠りなく行います。
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